浮気調査はターゲットの行動確認が目的
探偵事務所が行う浮気調査は、行動調査の一種として配偶者の行動を逐一確認する調査になります。
行動確認のためには自宅前や職場前などで張り込みを行い、調査対象者が出てきたところで尾行して、それ以降の行動について記録に残す事になります。
一般的に浮気調査は浮気の証拠を獲得することが目的であり、証拠が得られない場合は失敗と捉えることもあります。
あくまで配偶者の行動を確認することが主になりますので、相手次第でその日に浮気が行われるかは分からず、調査の中で不貞行ためがあれば写真撮影などを行い証拠を収集する事になります。
一般的に男性が、さまざまな車両を駆使して尾行
探偵事務所の調査は一般的に二人一組で行い、調査対象者の通勤手段や交通手段に合わせて徒歩・自転車・自動車・バイクなどとそれぞれで最適な尾行方法を選択する事になります。
調査業界の特徴として男性従業員が多いことから、担当する調査員も男性になることが非常に多くなるのですが、女性対象者の尾行では電車の女性専用車両に乗車するなど場所的な制約も多いため、状況に応じて女性調査員が担当することもあります。
不貞行ための証拠を押さえるために
浮気調査で狙うのは不貞行ための証拠となりますが、一般的にはどのような物が証拠になりえるかはあまり知られていません。
相談者の中には浮気相手とのメールのやり取りや、デート中の二人を撮影した画像を配偶者の携帯電話から拝借されることもあるのですが、いずれも浮気を立証するための証拠としては程遠く、それだけでは単に仲が良い事を指し示すだけに留まります。
一方で探偵事務所が狙うのは法的にも不貞行ための証拠として通用するもので、具体的にはラブホテルへの出入りの様子を撮影した写真や、浮気相手の家に出入りしている写真などを押える事になります。
いずれも二人の肉体関係を類推するには十分な証拠になり、たとえ相手宅に出入りしていただけでも時間帯や滞在時間さらには回数まで記録をつけておくことにより、証拠能力を高めることが可能になります。