強気な年上妻の浮気!調査後もトラブル続きで最終的な結末は

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勝ち気な年上の妻が浮気の末とった行動は

年上妻の浮気!イメージ写真1

 

依頼者は最初、電話での相談で、「妻が浮気をしているようなので調べてほしい」と訴えてきました。

 

男性の調査員2名が依頼者と待ち合わせて、近くのファミレスで面談し、詳しい話を聴取。現れたのは、依頼者の男性(38歳)とその父親(69歳)の2人。

 

どうやら、依頼者の男性は自分だけでは心細い様子で、父親に同行してもらったようです。話を切り出したのは父親のほうで、怒り心頭な様子でした。

 

事の発端は、依頼者の妻(44歳)が、朝、子供(4歳)を幼稚園に送ってから出勤すると言いいながら、会社には行っていないことがわかったことから。

 

実は、依頼者の男性は奥さんの会社に知り合いたため、あるとき、「奥さん会社休んでいるけど大丈夫?」と連絡を受けたそうです。

 

奥さんは自宅近くの工場で働いており、独身時代からずっとその会社に勤務してる状態。

 

旦那さんは別の会社で製造現場の責任者をしており、あるとき、会社同士の飲み会で知り合い、交際が始まって結婚に至ったため、お互いの会社の中に知り合いが数人いるとのことでした。

 

一ヶ月後に新たな展開が

知人からの連絡を受けてから1か月ほどたち、旦那さんは友人からもう1つの決定的な連絡を受けました。

 

いつものように奥さんが「仕事へ行ってくる」と家を出た日、奥さんの車が日中、知らないアパートの駐車場に停まっていたというのです。

 

知人の男性は依頼者の夫婦とは長い付き合いで、奥さんの車もなんとなく把握していた様子。

 

会社の営業途中、電話をかけるために停車した際に、ふと目を向けると、とあるアパートに奥さんの車が停まっていたとのこと。

 

旦那さんはこの知らせを受け、奥さんが浮気をしていると確信しました。そのアパートに友人や知人、親戚がいる可能性はなく、普段なら絶対に立ち寄らないような場所だったからです。

 

プランを練り浮気調査へ

事情を聞いた調査員は、旦那さんとその父親に対し、調査のプランを提案しました。

 

浮気が濃厚であることから、奥さんが浮気相手と会いそうな日がわかった場合に連絡をもらい出動すること。あらかじめ、奥さんの行動把握ができるように、特殊機材をセッティングしておくこと。

 

また、旦那さんの予算の都合から、限られた回数、限られた時間で調査すること。以上の条件で、浮気調査を開始することになりました。

 

面談から10日間ほどたち、早速、旦那さんから連絡が入りました。

 

奥さんが結婚式に招待されているため、1日家を空けるというのです。しかし、式場は地元のホテルであり、車で40分ほどの近距離。

 

友人や知人が集まったとしても、結婚式で宿泊しなければいけないような場所ではないことから、この日に浮気相手のアパートに泊まるのではないかというのです。

 

浮気の証拠を抑えるのに決定的な日と判断した調査員は、あらかじめ結婚式場を下見しておき、式が終わる1時間前に現場で待機することにしました。

 

もちろん、奥さんの顔写真、当日の服装などの情報はとっているため、人物を特定することは簡単です。

 

旦那さんと連絡をとりながら、1名が現場待機し、1名が浮気相手のアパートと思われる駐車場を監視することにしました。

 

18:00になり、いよいよ式が終わって、参列客が式場から出てきたのを確認すると、その中に奥さんの姿を発見。

 

奥さんは式場向かいの駐車場に歩いていくと、そこに停まっていた1台の車に乗り込みました。現場で待機していた1名がその車と奥さんの姿を撮影することに成功。

 

相手の車のナンバーを把握し、顔などはフロントガラスごしにとらえることができました。

 

運転席にいた男性は、どう見ても20代後半から30台前半で、奥さんより年下。

 

その様子をすぐに旦那さんに連絡したところ、顔や表情、車などから、知人や友人で思い当たる人間はいないと回答を受けました。

 

浮気相手と向かった先は

調査員は浮気相手と思われる男性と奥さんを追跡。

 

2人はコンビニに立ち寄ったため、そのシーンもすべて撮影し、その後、相手のアパートに入って行く様子も撮影しました。

 

そして、1時間ほどして、2人がアパートの部屋から出てきたところを確認し、その後の行動も追跡すると、浮気が確定となる決定的な証拠を押さえることに成功しました。

 

2人は車でアパートから30分ほど離れた場所にあるラブホテルに行き、部屋に入っていきました。

 

その後、2時間ほどして部屋から出てきた2人。

 

ラブホテルの駐車場に停めてある車のナンバー、部屋からでてきた2人の表情までしっかりととらえ、撮影することに成功。

 

すぐ旦那さんに電話し、浮気の証拠を押さえたことを報告しました。

 

旦那さんは翌朝まで調査を続行することを希望したため、調査員はその場で待機。

 

翌朝、奥さんがアパートの部屋から出てくるシーンを撮影できました。

 

これで、奥さんがラブホテルに行った男性と浮気関係にあること、同男性と一夜をすごしたことが確定し、不貞行為とともに強い証拠がとれたことを証明できます。

 

調査後にひと悶着・・・その理由は

その後、旦那さんは奥さんと義父母を読んで話し合いを行い、その席で奥さんを問い詰めました。

 

奥さんは最初、浮気を否定していたものの、しぶしぶ事実を認めました。

 

旦那さんは協議離婚で決着をつけようという意思で、その際に夫婦の共有財産は等分すること、住宅ローンははずすこと、親権は自分が持つことを提案しました。

 

しかし、そこで奥さんが反論したため簡単には決着がつかなかったようです。もともと奥さんは年上で常に強気なタイプ。旦那さんはどちらかというと大人しく気の弱い性格で、これまでも奥さんに反論したりすることはなかったとのこと。

 

奥さんはいつもの口調で、「浮気に至ったのはあなたにも原因がある」とか「夫婦関係が冷え切っていたのはあなたが原因」と、浮気を正当化しようとしました。

 

これを受けて、旦那さんの希望する条件での離婚は成立しなくなったため、調停を申し立てることになったようです。

 

話し合いの席で旦那さんは浮気の証拠である撮影データを見せてはいませんでした。

 

調査員のアドバイスはもちろん、弁護士に相談したりした結果、証拠は「モメたとき調停や裁判で使うためにとっておく」ことにしたようです。

 

この作戦が功を奏し、提出された完璧な証拠は、調停委員を納得させるには十分な材料となりました。

 

結果として、調停が成立し、旦那さんの希望がとおるかたちとなりました。奥さんへの慰謝料として100万円を請求、親権は旦那さんがもつこと。

 

奥さんが養育費を毎月4万円支払うこと、旦那さんは住宅ローンからはずれることになり、共有財産は等分。浮気相手への慰謝料は請求しなかったものの、旦那さんの希望にそった決着を見ることになりました。

 

たった一度の浮気といえど、奥さんは経済的に非常に苦しい立場に立たされることになったようです。