浮気 発覚

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人間はミスをする生き物・・・こんな所から浮気は発覚する

浮気の言い訳をしている男

 

探偵事務所には浮気調査の依頼だけでなく、相談の問い合わせも数多く入ってきます。

 

正式な調査の依頼に結びつくものもあれば、相談だけで終わるというケースもあります。探偵事務所は、あらゆる案件に対応する中で、あらゆる浮気のパターンを目にするのです。

 

では、探偵事務所にあった相談の内容から、実際に浮気が発覚したケースを見ていきます。中には意外なところから逢瀬がバレた・・・ということも。

 

窮屈な日常から逃れたい・・・ストレスによる浮気が発覚

40代女性から、夫の行動を調べてほしいという相談がありました。

 

浮気を疑っているわけではなく、夫の様子を心配して探偵事務所をたずねたのです。旦那さんは会社員で、中間管理職として重要なポストを任されていました。

 

ところが、最近になって急に転勤を命じられて単身赴任することになったそうです。

 

マイホームを購入してすぐだったこともあり、奥さんはあまりに急な変化に心配して調査を決めました。

 

「もうこの役職になったから地元から異動はないって言い切ってました。」
「もしかして仕事をやめてしまうのかもしれません。」
「ハッキリ答えないから、赴任先での様子を見てください。」

 

この依頼を受けて、探偵事務所は単身赴任先の旦那さんの様子を確認しました。

 

奥さんは旦那さんの仕事でトラブルがあるのではないかと予想しています。そのため、仕事中の様子を確認すること、周辺への聞き込みや会話の収録を中心に調査を実施しました。

 

浮気調査ではないので、朝・昼・夜とランダムな時間帯で調査が必要でした。

 

しかし、このパターンで1週間ほど様子を見ると、旦那さんの職場から思わぬ声が聞こえてきたのです。

 

「役職までは降ろされないけど左遷だって。」
「女と浮気でしょ?」
「この職場っていつもこういう問題でとばされるな。」

 

聞き込みから、旦那さんが異動を命じられた理由が「浮気」だったとわかったのです。

 

降格や免職、減給は免れましたが、この会社では女性問題が頻繁に起きていたようです。そのたびにこうした処分があるため、社内では「またか」という感覚だったのでしょう。

 

探偵事務所に依頼がある場合、ほとんどは浮気調査をした結果を奥さんが会社に報告するパターンです。

 

それによって、会社に浮気がバレて処分が下るというケースが多いのです。

 

ところが、この調査では処分が下ったことによって、奥さんが浮気を知るという結果になってしまいました。依頼者にとっては、急な夫の異動と浮気発覚という二重のトラブルがおとずれたのです。

 

探偵事務所には、一か所の区域から集中的に依頼や相談が舞い込んでくるケースがあります。特に、同じ企業に勤務する方が浮気をしているケースがあるのです。

 

この調査では、「モラルやコンプライアンスに厳しい企業風土がストレスや浮気の原因を作っていた」と想像できました。

 

厳しい職場環境によって、働く側がどうしてもストレスを抱えてしまいます。

 

特に男女の比率が極端で、男性80%、女性20%といった環境だと、新入社員の若い女性はすぐ標的になってしまいます。

 

それが会社の慣例のようになっていたのです。

 

多くの企業では不倫などは部署の異動で済ませることが多いでしょう。あくまで個人のプライベートな問題として片づけられます。

 

ところが、就業規則が徹底していると、やはり会社として厳しい処分を下すようになるのです。そうした規則や仕事の反動で、ストレスを抱えた男性側が不倫に走ってしまうのでしょう。

 

普段は職業柄きちんとしている人、強くモラルを要求される人に限って、ハメをはずすと思わぬ行動に走ってしまうのかもしれません。

 

また、男女問わず、長いあいだ仕事で人間関係に疲れてくると、モラルばかり意識していられなくなります。

 

「このくらいは許容範囲としてOK」と、おおざっぱな感覚になっていくのかもしれません。

 

特に年配者になるほど、感覚はズレていき、それが完全に崩れたときには浮気もOK、バレても平気という状態になります。

 

意識が薄れるあまり、明らかに雑な浮気のバレ方をする人もいるのです。意外な浮気のバレ方には、「もう隠す意識もない」ようなケースもあります。

 

思わず浮気相手の名前を言ってしまい発覚

これは年配者の浮気によくあるパターンです。

 

久しぶりに帰省した娘に対して、間違えて浮気相手の名前で呼んでしまう・・・という何ともマヌケな話ですが思わずやらかしてしまうことも。

 

「おい、○○ちょっとそれとって。」

 

これを聞いた奥さんや家族は「誰?」とピンとくるでしょう。

 

その場はみんなスルーしますが、奥さんはしっかり覚えているのです。その後の旦那さんの様子を見て、探偵事務所に依頼するというケースです。

 

あえて突っ込まず、聞いて聞かぬふりをして、夫を泳がせます。

 

「バレてない、ヨカッタ。」と思った旦那さんは、あとで大きなしっぺ返しをくらうことになります。

 

熟年離婚に発展する典型例といえるでしょう。

 

あまりに疲れて寝言で浮気を語ってしまう

これも冗談のようですが、現実にあるケースです。

 

30代、40代、50代と世代を問わない、意外な浮気のバレ方です。睡眠時は、人が無警戒の時間帯です。

 

夫婦で寝ているとき、夫が隣りで「また今度・・・○○ちゃん・・・ホテル・・・」などと語ってしまうことがあります。

 

眠りの深さは人によって違います。神経質な女性なら、深夜寝静まった時間帯でも周りの声に反応する、聞こえていることはよくあります。

 

翌朝、妻の機嫌が悪い理由を夫はまったく理解できません。

 

もちろん1回だけの寝言なら、不審に思いながらもやり過ごされると思いますが、何日も何回も同じ名前が出てくると非常にヤバいですよね。

 

怪しんだ奥さんは、探偵事務所にしっかり調査を依頼することも。

 

意外なバレ方ですが、これも仕事でのストレスが原因で、寝言で語ってしまうのでしょう。

 

笑える話ですが、浮気調査のあとにおとずれる離婚の危機からは逃れられません。

 

また、起きている時でも何かで慌てていると、つい普段意識していたことを口走ってしまいます。

 

夫が娘と会話をしているとき、娘の彼氏の話になり、遠距離恋愛を「援助交際」と連発してしまったのです。

 

「俺もお母さんとは援助交際だったんだ」
「援助交際だと月に1回会うのも大変だろ」

 

1回なら笑えますが、気を抜くとすぐ「援交」を連発してしまう。実際に調査をしたら「援交」ではなく「浮気」していたというケースです。

 

奥さんも娘も「普段の夫・父親からは出てこないはずの言葉」をしっかり聞いています。どのケースも、「気を抜いた瞬間に出てしまうバレ方」といえるでしょう。

 

明からさまな行動の変化で浮気がバレる

これは探偵事務所に入ってくる相談で多いケースです。

 

「夫が○○をしていたんだけど、浮気の可能性ありますか?」
「浮気調査すればハッキリわかるんですか?」

 

夫の行動からバレるケースで、普段楽しいと感じた浮気のシーンをそのまま表現してしまうのです。

 

家族で初めて行った店のメニューや、オススメの料理にやたら詳しかった。
夫が自慢げに「この店詳しいんだ!それで・・・」と説明し始める
浮気相手と会う日はあからさまにテンションが高い

 

すべて「普段の夫とは違うキャラや雰囲気」からバレるケースです。

 

浮気は隠すものですが、あまりに楽しい時間だと「誰かに話したくなってしまう」のでしょう。特に年配の男性が若い女性と恋に落ちたときは、黙っていられません。

 

隠すどころか、ちょっと気を抜くと自分から浮気のサインを見せてしまうのです。実行するかは別ですが、浮気の高揚感とスリル感を味わってみたくなる性分は、多くの人が心の奥底に持っているのではないでしょうか。

 

こうした態度の変化による浮気発覚は以下のページでも詳しく事例を載せていますので、もっと知りたい方はぜひご覧ください。

 

 

探偵事務所には、こうした兆候をつかんだ奥様からの相談があとをたえません。

 

本当にさまざまな相談がありますが、奥様はしっかり夫の変化を見抜いているのです。あえてスルーして、夫を泳がせ、あとから離婚条件をつきつける方もいます。

 

探偵の浮気調査は、探偵スタッフと奥さんの連携プレイによって成り立つところもあります。

 

調査をかけられたターゲットは、そこから逃れることができないのです。