浮気相手と対決する前に必ず押さえておくべきことは
配偶者が浮気をした場合には当人へさまざまな思いが巡ることになりますが、浮気は一人で行えるものではなく必ず相手が存在しますので、浮気相手に対しても忘れることなく必要な調査を行い、きっちり対決を行うことが重要になります。
まず浮気調査の段階で相手が分からない場合は調査員にその旨を伝えて、浮気現場で密会後に調査対象者を配偶者から浮気相手に切り替えて、人物を特定してもらう必要があります。
調査員は相手の自宅まで尾行していき、表札や郵便ポストから見える宛名などを確認してそこに住む人物の氏名を押える事になります。
後に法的に対応しようと考えたときには、手続き上相手の氏名と住所は必ず押えておく必要がありますので個人情報を明らかにしておく事になります。
ただこの調査の段階で一つ注意しておきたいのは、相手によっては訴えられたと知るやすぐに引っ越して姿をくらませることもありますし、またこちらが対応するまでの期間にもとより引越しの予定を入れている可能性も少なからずありますので、住所と氏名を押えていたにも関わらず逃すこともあります。
そこでより慎重な依頼者の場合は相手の実家や勤め先などについても調査を依頼する場合もあり、そうなると相手は逃げることすらできなくなります。
ここまでの事前準備を行ったうえでいよいよ浮気相手と対決する事になるのですが、一つ注意しておきたいのは相手が浮気を認識していたのか、それとも配偶者を既婚者とは認識せず独身と騙されていたかという点です。
不貞をした相手については対決で一方的に責めたいところですが、配偶者が独身であると嘘をついて付き合っていた可能性もありますので、慎重に確認を行いましょう。
もちろん結果として不貞行ためになりますので騙されたとしても慰謝料請求が行えますが、逆に浮気相手が配偶者に騙されたとして慰謝料請求が行えますので、このあたりをどうするかは弁護士を交えて話し合いをした方が良いでしょう。